CSSを利用してBenchmark Emailでメール作成は可能ですか?
通常CSSは外部ファイルとして保存されたデータを呼び起こしたり、メールのヘッダー部に記述され内部データを参照することでレイアウトを決定しています。 しかしメーラー側(Yahoo!Mail、Gmail、Hotmail等)でこの様なデータ参照が無効となっているためこの形式はHTMLメールでは利用出来ません。 メーラーにはそれぞれすでに独自のCSSが設定されており、干渉しあってうまく作動しない恐れがあるからです。 Benchmark EmailではBodyタグへ直接編集する方法ではなく、インライン形式の記述を推奨しております。 ヘッダーにCSSを記述するのではなく以下の例のように入力を行います: <div style=" font-family:Arial, Helvetica, sans-serif; font-size:12px; color:#666666; background-color:#EEEEEE;">Your content here....</div> CSSをご利用の場合は、配信前に入念な確認を行なってください。フォントやサイズ、カラーの変更、通常通り反映されますが一部のタグ、Divタグやポジショニングタグといったものはほとんど機能しません。 CSS編集はもし受信に失敗しても購読者が読めるように、シンプルで単純なものにするように心がけてください。 HTMLメール配信において、ウェブページを編集するようにCSSを利用することは出来ません。 下記の注意点をご参照の上、ご利用頂くようお願いします。 CSSにおける注意点 外部参照 ( ) や内部参照は利用出来ません。(HTMLヘッダー部のStyleタグの編集も無効となります)多くのメーラーではCSSの外部参照、内部参照が非対応となりますのでご注意ください。これはCSSの編集において一番重要な点となります。 メール配信において、JavaScriptは絶対に使用しないでください。 JavaScriptを利用して配信したメールはスパム(迷惑メール)と認識されてしまいます。 タグ属性の変更 (色、幅等の変更) は行わないでください。 背景画像を設定しないでください。ほとんどのメーラーで、対応、推奨されない編集となっています。 ただし背景色の設定は可能です。(Bgcolor属性もしくはbackground-color:CSSで設定が行えます) CSSでの編集作業について レイアウトではテーブルタグを利用してください。テーブルタグはどのメーラーでも利用が保証されています。 BenchmarkでのCSSの編集はインラインを推奨しております。 インラインの記述については以下のように行ってください: <span style="font-family:Arial, Helvetica, sans-serif; font-size:12px; color:#000000;">Your content here....</span> Width、Cellpadding、Cellspacingの設定はテーブルタグもしくはテーブル内のセル毎で設定を行ってください。この設定によってテンプレートの幅が変更されます。 画像周辺にスペースを設定する場合はHspaceとVspaceタグをご利用ください。インライン形式で余白を設定するのはほとんどのメーラーで有効です。 ただしすべてのメーラーで動作が保障されているわけではないので、ご注意ください。 CSSを使わなければならない場合はインライン記述のみを利用してください。その上で編集した内容が適切に機能しているかを、大手フリーメール(Yahoo!,Gmail,Hotmailなど)のアドレスに向けてテストメールを送信し確認を行ってください。 >>「メール作成:編集操作」のまとめページに戻る
テンプレート&メールエディタ 10月 12, 2020
送信ドメイン認証とは何ですか?なぜBenchmark Emailで使用されているのですか?
Microsoftの送信ドメイン認証(SIDF)とはISPがメッセージ送信者が正しいかどうかを認証する技術です。メール送信元のサーバーアドレスと、ドメイン保持者によりメール送信が許可された登録済サーバーを比較することで認証作業が行われます。世界中で10億を超えるドメインにてSIDF技術が採用されています。 SIDFは信頼のある会社や個人の名を騙るなりすまし詐欺やフィッシング詐欺の対策として開発されたものです。銀行になりすまし資産や個人情報についての質問をする詐欺メールなどが典型的な例となります。 Benchmark Emailでは送信されるメールに対して送信ドメイン認証を採用し、スパムや詐欺メールへの対策とし正当なメールの到達率を高めています。メール認証についての記事にてより詳しい情報を提供しています。 >>「到達率」のまとめページに戻る
到達率 4月 8, 2019
ドメインキー認証とは何ですか?なぜBenchmark Emailで使用されているのですか?
ドメインキーとはYahoo!によって開発されたメール認証システムです。これによりメールコミュニケーションに伴う責任の居場所が明らかとなります。受信側は送信側による暗号化された署名と暗号化された公式データベースを比較することによって、メールの送信者が正しいかどうかを確認しているのです。 DKIMで分かることは送信者の身元のみであり、コンテンツの善し悪しは保証されません。そのため送信者の評判がとても重要になってきます。もしあなたの会社が迷惑メールを送ることで知られているならば、DKIMでほぼ確実にスパムと判断されるでしょう。反対に誠実で良い評判を築いてきたのならば(苦情件数がゼロに近い場合)、DKIMによって信頼できる送信元と判断されるためメールの到達率は高くなります。 送信されるメールにBenchmark EmailではDomainKeys Identified Mail(DKIM)認証を採用しています。
到達率 4月 4, 2019
SPF認証とは何ですか?なぜBenchmark Emailで使用されているのですか?
Sender Policy Framework(SPF)記録は受信側によりメールの正当性を確認することで、到達率の向上を達成します。Benchmark Emailからメールを送信する際に、表示される送信元が正確であることをISPに提示する記録をお客様に代わって作成しています。 簡単に言えばサーバーの身分証明書のようなものです。受信サーバーが送信元の情報に偽りのない事を確認し、なりすましメールを受信してしまわないようにするためのセキュリティです。 「送ったはずなのに、届いていない」「一括配信以外だと届くのに」といった事象は 送信元との一致がされていない状態のために発生します。 すぐわかるブログ記事をご用意しております。SPFについてはじめて触れる方は是非ご参照くださいませ。 きちんとオプトインリストに送っているのに迷惑メールフォルダに入る、受信側のセキュリティが厳重でメールが受信されない等、 お悩みの場合はドメイン管理者と相談し、Benchmark EmailのSPFレコードを追加してもらうようにしましょう。 対応策 ;: 以下のSPFレコードを送信サーバーにて設定してください。 "v=spf1 a mx include:bmsend.com ~all" 注)SPFレコードの設定はドメイン管理者が行う作業です。 より詳細を確認したい方は以下の情報もご参照くださいませ。 Benchmark Emailでは送信されるメールに対し、SPFやその他の認証システムを採用しています。メール認証についての記事にてより詳しい情報を提供しています。 メインのコンセプト/ポイント/トピックについての情報は以下のリンクをご参照下さい: 送信元ドメイン認証: http://www.whoishostingthis.com/resources/sender-id/ SPF: http://www.openspf.org/ http://www.openspf.org/Tools ドメインキー認証(DKIM): http://www.dkim.org/ http://www.dkim.org/info/dkim-faq.html
到達率 効果測定レポート&到達率 4月 4, 2019