サポートページ No-Replyメールアドレスのベストプラクティス
メール配信を行う際に「このメールには返信できません」のNo-Replyメールアドレスを使用することはお勧めできません。休暇お知らせなどの不要な自動返信メールの受診を防ぐには効果的ですが、ネガティブな面を考慮する必要があります。顧客からの貴重なフィードバックや、売上のチャンスをみすみす逃してしまう可能性があります。
返信先メールアドレスはメール詳細ページから変更が可能です。変更したいメールをクリックし、メール作成チェックリストページへアクセスしてください。「送信元」セクションを開き、「異なるアドレスを返信用に設定する」をONにします。詳細は以下FAQをご確認ください。
No-Replyメールアドレスとは、メール受信者からの返信を抑制するために使用されるメールアドレスを指し、「noreply@」や「no-reply@」などが一般的に使用されています。お知らせ・通告メール、購入やイベントの確認メールなどの目的で使われることが多く、受信メールの確認は行われない、あるいは受信自体ができないよう設定されている場合があります。
受信自体ができない場合、No-Replyメールアドレスへメールを送ると、550エラーが返ってきます。
550エラーメッセージの例:
このメールアドレスは存在しません。no-reply@domain.comは存在しない、あるいは受信不可のためメッセージを送信できません。
ご注意
No-Replyメールアドレスは返信メールを減少させるために生み出されたものです。一斉メール配信に対する返信メールを削減するのには効果的ですが、一方でネガティブな結果を生む可能性があります。
No-Replyアドレスは顧客満足度、ブランド信用度の低下を招く危険性があり、またメールの到達自体に影響を与える場合があります。
スパムフィルターは、それぞれ詳細設定や条件は異なるものの、詐欺メールや迷惑メールを特定するために存在しています。No-Reply@などの不特定アドレスはフィルタにかかりやすく、届いたメールへの返信やクリックなどのアクションが少ない場合、最終的にメールが届かなくなってしまいます。
顧客、メール購読者、リードとのコミュニケーションが一方通行と捉えられてはマイナスです。顧客が連絡をとりたくてメールに返信しても不達となって届かないのでは満足度の低下は避けられません。No-Replyアドレスをメールに使用することで、顧客からのコミュニケーションを拒否しているように見えてしまう危険性があります。
メール返信で連絡ができないと、ブランド自体のカスタマーサービスに対し不信を感じ、信頼関係が壊れてしまいます。シンプルにメール返信で連絡が取れないと、ネガティブな顧客エクスペリエンスを与えることとなり、顧客の声を聞き入れないブランドとして信用を失いかねません。
おすすめ:
カスタマーサービスへの不満、ブランド不信、メール到達率の低下というリスクを考えると、No-Replyアドレスの使用はお勧めできません。
大量の返信メールは困るけど、No-Replyアドレスのネガティブな効果は避けたい!という場合、以下のオプションをご検討ください。
返信メール用、カスタマーサポート用のメールアドレスを使用しましょう。個人名が入ったメールアドレス(taro@company.com)や、サポート専用と分かるアドレス(support@company.com)等が効果的です。
その他推奨メールアドレス例:
メールマーケティングの返信用のメールアドレスを作成・使用する他、メールフッターに連絡方法を分かりやすく掲載することをお勧めします。
メールリンク、チャットリンク、「お問い合わせはこちら」ボタンなど、顧客・メール受信者にとって手軽な連絡方法を提供するようにしましょう。
実際の例を以下にご紹介します。
例①:ボタン
例②:メールフッター
例③:お問い合わせボタン
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