サポートページ 専用IPとは何ですか?
**迷惑メールへの振り分けや、メールの未達でお困りのお客様には、まずドメイン認証(SPF/CNAMEの設定)を強くお勧めしております。
以下をご参考にぜひお試しください。
Benchmark Emailの送信サーバーには「共有IP」と「専用IP」の2種類があります。まずは2つのの違いについて以下をご確認ください。
「共有IP」とは?
通常ユーザー様は、複数の送信元IPアドレスを他のユーザー様と共有する形でご利用いただいております。他のユーザー様と共有いただくため、同じサーバーを使用している他のユーザー様の影響を受けることがあります。そのため同じサーバー内の使用状況によっては、普段よりも送信時間を要すことがあります。
「専用IP」とは?
専用IPは、1台の送信元IPアドレスを特定のユーザー様のみでご利用いただくものです。他のユーザー様と共有せずにサーバーを使えるため、他のユーザー様の使用状況の影響を受けることがありません。そのため、共有IPに比べ安定した配信を行うことが可能です。
Benchmark Emailで専用IPをご利用いただくユーザー様は以下となります。
大規模プランのお客様には、安定した配信を行っていただくため専用IPへの移行をお願いしており、プラン数に応じて専用IPを無償提供しております。詳細は以下サポートページをご確認ください。
ご参考:大規模プラン(リストプラン125,000以上)をご契約時の留意事項
<料金について>
追加で専用IPを利用したい場合は、1IPにつき月額5000円で提供をしています。
<配信速度について>
専用IP1つにつき、目安として1時間で約2万通の配信が可能です。 ただし配信するメールの容量などの影響を受けるため、上記の配信速度にならない場合もございます。
専用IPの利用においては、初めは少ない配信数でゆっくりと配信を開始することが重要です。 良いサーバー評価を確立していき、徐々にメールの配信速度をあげていきます。 Benchmark Emailでは専用IPを新規でご利用いただく際、配信速度を一時的に下げる「ウォームアップ期間」を設定しています。
ウォームアップ期間は各ユーザー様の1回あたりの配信量や配信頻度により異なるため、実際にご利用いただく際にサポートよりご案内いたします。
事前にウォームアップ期間を確認しておきたい場合は、以下をご記載の上サポートまでお問い合わせください。
※尚、専用IPはプライベートドメインにのみ割り当てが可能です。 Benchmark EmailではGmail、Yahoo、AOLやOutlookのようなフリードメインではなく、オリジナルドメインのご利用を強く推奨しております。
ご参考:メール配信でフリードメインの使用を避けるメリットとは
専用IPは到達率100%を保証するものではありません。 到達率を改善するには、有効なメールアドレスのみに配信したり、有益なコンテンツを配信する等、正しいメルマガ運用を続けていくことが重要です。正しい運用を行わなかった場合、専用IPが受信サーバーによってブロックされることもあります。
以下、到達率改善に繋がるサービスや運用方法をいくつかご紹介します。
1. リスト照合サービスの利用
エラー配信となる無効なアドレスをメール配信前に検出することができるサービスです。有効なメールアドレスのコンタクトのみに配信が可能となるため、到達率改善に繋がります。
リスト照合サービスについてはこちら:リスト照合サービスって何ですか?
2. メール認証設定
ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)が正しい送信者からのメールかどうかを判断する方法です。具体的にはSPF/CNAMEレコードの設定を行っていただきます。それぞれの設定については以下サポートページをご確認ください。
3. オプトインリストへの配信
メール配信の許可を得ているアドレスへのみ配信を行いましょう。Benchmark Emailでは、配信の許可(オプトイン)を得ていないアドレス宛の配信は禁止しています。オプトインを得ていないアドレスや無効なアドレスへの配信は、ブラックリストに登録される原因にもなりますのでご注意ください。
以下サポートページ・ブログ記事もご参照ください。
・購入したメールアドレス / 名刺から集めたメールアドレスなどを使用する事はできますか?
ご不明な点がございましたらこちらよりサポートへご連絡下さいませ。
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